空手について詳しくご説明します。
【空手とは】
空手はその字のように手には何も持たずに戦う武術の一つです。
発祥は沖縄(かつての琉球王国)で、もともと武器を持って稽古していたものを武器を
持たず稽古したのが始まりと云われています。
現在では、その沖縄や全国で様々な流派や組織がありますが、競技方法により大きく
2種類に分かれます。
一つは直接相手に当てない、「寸止め方式」を採用しているグループ。
もう一つは直接相手当てる「直接打撃制」を採用しているグループです。
そのほかにも、競技自体を行わない流派もあります。
【帯と級について】
空手は白帯(級無し)から始まります。
審査を受ける事で帯の色が変わっていきます。
極真館では
そして黒帯の初段になります。
各段階で覚える課題や型があり、しっかりとした動作や技術が身につきます。
【黒帯について】
黒帯は初段から始まり弐段、参段と段位が上がっていきます。
昇段の基準は流派や組織によって違いますが、
極真空手の黒帯は100人に一人なれるかどうかとも
言われています。
「心・技・体」とよくいわれますが、昇段には体力(体格と持久力)攻撃と
受けの技術、そして折れない心が求められます。
みんなが黒帯になることはできません。しかし誰でも黒帯になることができます。
目標に向かって努力し続け、あきらめなかった人だけが黒帯になれるのです。
【極真空手について】
極真空手の特徴は突きや蹴りを直接あてる、直接打撃制(いわゆるフルコンタクト空手)です。
一般部の試合は素手と素足で行われますが、普段の練習や少年部の試合では防具やプロテ
クト用サポーターなどを装着しておこなわれます。
近年、防具や練習用の道具の開発も進みとても安全に練習することができるようになりま
した。また、段階をおって練習していきます。いきなり蹴ったり叩いたりするわけでは
ありません。
安心そして安全に練習できます。